αGEL ソリューション
触感表現
αGEL単体あるいは他素材との組み合わせで多種多様な触感を表現することができ、製品に「感性価値」を提供します。
特長
- ●多種多様な柔らかさ
- αGELは備えもつ柔らかさだけでなく、分子構造、架橋密度、溶媒量、添加物をコントロールすることで、硬度、反発性をカスタマイズすることが可能です。また、パウダー塗布やエンボス加工などの表面処理を行ったり、他素材と組み合わせることで、触感の表現の幅を広げることが可能です。
- ●感性価値を提供
- αGELは、直観的に感性に訴求できる「感性素材」であり、従来の機能的な価値にとどまらず、感性的な価値を提供可能です。
- ●心地よい体験
- αGELの感性に効果を与える特長を活かして、触れるという体験やコミュニケーションを通じて、デザイン/製品設計のサポートが可能です。
効果
- 触覚(Haptics)
- 触れることのみならず、触れられることや、自身の運動を含めて、自身と外界との関係性を認識する感覚全般のことです。例えば、素材に触れることで感じる質感や、スイッチを押している実感、握手によって得られる信頼感といった情感まで広く含まれる感覚があります。
- 触感表現
- プロダクトやサービス開発においては、「機能」だけではなく「体験/感性価値」の訴求も重要になります。独特なやわらかさ、心地よい触感を持つαGELは、直観的に感性に訴求できる「感性素材」であり、触感に価値を求めるさまざまな製品に使用されています。
- 感性素材
- 人間がモノに触れたときに、心に何らかの影響(心地よいなど)を与え、感情を誘発するような素材です。
- 柔らかさの感性価値指標
- 「柔らかさに関する物性データ(数値的な指標)+人間がそのモノに触れたときに感じる気持ち」を見える化したものです。
メカニズム
ゲル状素材であるαGELは、高分子であること、架橋していること、溶媒があることの3つの特徴を持っています。分子構造、架橋密度、溶媒量、添加物をコントロールすることで、硬度、反発性をカスタマイズすることが可能です。
シリコーンゲルの分子構造