HUMAN

career 毎日の仕事すべてが、
「世界初」への挑戦。

研究開発部
R. Kamei

SCROLL

失敗を恐れていたら、
新しいものは生み出せない。

研究開発部で新たな材料の開発に取り組んでいます。主に取り扱うのは、タイカの独自技術であるCUBICに用いるフィルムや活性剤、インクなど。これらを総合的に組み合わせて、CUBICのさらなる高品質化、デザイン性の向上を目指します。開発とは前例のないものを創造する営み。文字通り、毎日が世界初への挑戦です。もちろん、一朝一夕に新しいものを生み出せるわけではなく、試行錯誤を繰り返しながら一歩ずつ前進していくものです。だからこそ大切なのは失敗を恐れないこと。失敗は成功へと至るためのステップだと捉えるべきです。一方で、プロならば与えられた納期を守るのは当然。そのためには、限られた試行回数のなかで確実に成果を上げなければなりません。開発の方向性を見定める“勘”も必要です。そこは長年にわたり開発に関わってきた経験の生かしどころ。自らの手で本当に新しいものを創造できた瞬間の歓びは、何ものにも代えられません。

最大の目標は
タイカの新たな軸を創ること。

タイカの未来を創る若手社員の育成も、私のような年長の研究者の重要な仕事です。最近は特に、若手社員に特許の出願を勧めています。特許とは新しいものを生み出した証。日々の開発のなかでせっかく世界初に挑戦しているのだから、成果はきちんと形に残すべき。その特許が製品に用いられると、売り上げの一部がインセンティブとして支給されるという、実際的なメリットもあります。私の直属の部下たちには1年に1個のペースで特許を出願できるように指導しています。一方で私自身も開発者として世界初へのチャレンジを続けていくつもりです。今後数年間で、CUBICで使われる環境負荷の高い溶剤を削減する技術の開発を目指します。これは「人にやさしい」をスローガンのひとつに掲げる弊社が、「環境にもやさしい会社」になるための試み。必ず実現させたいと考えています。退職するまでには、タイカの新たな軸になる事業も生み出したい。これが開発者としての最大の目標です。

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