新たな価値を生み出す技術
かつて、新たな衝撃吸収の開発に取り組んでいた研究者がいた。開発に行き詰まった彼にヒントを与えたのは、疲れた彼の頭にたまたま当たった冷却まくらだった。衝撃吸収力、防振など、さまざまな特徴と可能性を持つ、全く新しい素材。それは「αGEL」と名付けられ、産業や暮らしのさまざまなソリューションへと広がっていった。偶然から新しい価値は生まれた。しかしそれは、技術を役立てたいという想いと、最後まで諦めない強い気持ちから生まれた偶然だった。ゲル状素材“αGEL”の可能性を最大限に広げる「多機能事業」。医療や介護、防災に向けたソリューションを提供する「ウエルネス事業」。世界中のプロダクトに彩りを与える「曲面印刷事業」。すべての事業の根底には、社員一人ひとりの挑戦があり、いま、タイカの新しい挑戦を支える基盤となっている。
3つの事業
多機能素材事業
独自に開発したゲル状素材「αGEL(アルファゲル)」を、衝撃吸収、防振、放熱などのさまざまな用途に応用。スポーツ、文具、デジタル家電、車載、産業機器など、暮らしの幅広い分野で活用されています。
ウエルネス事業
オリジナルの介護福祉用品「αPLA(アルファプラ)」シリーズを開発・販売。床ずれ防止マットレスや介助サポート用具の提供、さらには床ずれ防止セミナーを実施するなど啓蒙活動も行なっています。
曲面印刷事業
「CUBIC PRINTING(キュービックプリンティング)」をはじめとする3次元形状に対応する加飾技術を世界に向けて展開。自動車を中心に、家電、携帯電話、インテリアなど、幅広い分野で採用されています。