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タイカニュース

  • 2013/12/02
  • カンボジア工場が操業を開始

    当社のカンボジアにおける初の製造拠点であるTaica (Cambodia) Corporation(以下「TCC」)は、2013年11月6日に竣工式を執り行い、多機能素材「αGEL®(アルファゲル)」の生産を開始しました。2014年より出荷開始予定です。

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    1.今後の見通し

    TCCは日本、中国に続く当社の多機能素材製品の第3の製造拠点です。TCCの操業開始により、まずは東南アジアの顧客工場への部材供給を強化してまいります。将来的には日本・中国・カンボジアの3拠点の連携により最適な生産体制を構築し、多機能素材事業のさらなる拡大を目指します。

    2.竣工式について

    11月6日の竣工式では、Sok Chenda Sophea カンボジア開発評議会特命大臣、隈丸優次 在カンボジア大使館特命全権大使、Lim Chhiv Ho プノンペン経済特区会長をはじめ約50名のご来賓をお迎えしました。当社グループからは、当社代表取締役社長 鈴木大登、TCC社長 中尾淳一らが出席しました。

    3.TCCの概要

    (1)商 号:Taica (Cambodia) Corporation
    (2)所在地:カンボジア王国 プノンペン経済特区内
    (3)代表者:中尾 淳一(兼務 株式会社タイカ 取締役 常務執行役員(多機能素材事業担当))
    (4)主な事業内容:多機能素材「αGEL®」の製造加工
    (5)工場概要: ①敷地面積 11,000㎡
    ②建物面積 鉄筋・鉄骨構造2階建て 延べ床面積 3,300㎡
    (6)総投資額:約3億円
    (7)設立年月日:2012年9月28日
    (8)資本金:US$2,000,000
    (9)決算期:12 月
    (10)出資比率:株式会社タイカ 100%子会社
    (11)従業員数:約100名(2013年12月に30名追加予定)


    ○ご参考———————————————————-

    【株式会社タイカの概要】

    ・商 号:株式会社タイカ
    ・代表者:代表取締役社長 鈴木 大登
    ・所在地:東京都港区高輪二丁目18番10号
    ・主な事業内容:衝撃吸収・振動防止用素材「αGEL®」、寝具・医療介護用品「αPLA®」の製造販売
    曲面印刷技術「CUBIC PRINTING®」、「E-CUBIC®」関連の製造販売・技術供与
    ・資本金6億7000万円


    【多機能素材「αGEL®」とは】

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    「αGEL®(アルファゲル)」は、スポーツシューズの衝撃吸収材として25年以上にわたり使用されるほか、近年ではボールペンなどの筆記用具のグリップや腕時計の防振材としても採用されています。
    産業分野においては、防振、衝撃吸収、放熱、感触などさまざまな用途で用いられるほか、介護分野においても、床ずれ防止用マットレスなどの体圧分散素材として使用されています。

    <採用分野> スポーツ、文具、精密機器、電子機器、産業機器、介護福祉用具 等

    ※「αGEL®」は、ビルの6Fに相当する地上18mからの生卵落下テストで、わずか2㎝厚のシートで卵を割ることなくぴたりと静止させています。
    ※卵落下の画像は、㈱タイカの登録商標です。


    【お問い合わせ】

    ○報道関係の方 広報担当 大久保(おおくぼ) TAICA_PR@taica.co.jp  TEL 03-6367-6604
    ○営業技術関連 αゲル営業部  tokyo-gel@taica.co.jp  TEL 03-6367-6623