Taica

当社は、多機能素材「αＧＥＬ®（アルファゲル）」の新たな製造子会社を、カンボジアのプノンペン経済特区に設立しましたのでお知らせいたします。カンボジアには、タイカグループとして初の工場設立であり、多機能素材製品の工場としては、中国（蘇州）に続く、海外第２の工場となります。

記

１．設立の理由

当社グループは、これまで、国内１か所、中国１か所の計２工場にて多機能素材製品の製造を進めて参りましたが、中国工場の生産がフル稼働に近づきつつあり、また、経済発展の進む東南アジア諸国において、多機能素材製品の主力用途の１つである製靴産業の拡大が見込まれることから、カンボジアに海外第２工場を設立することといたしました。

今後は、日本、中国、カンボジアの３製造拠点の連携を強化し、競争力の強化、サービスの向上を図るとともに、多機能素材事業の更なる拡大を推進して参ります。

２．新会社の概要

○ご参考———————————————————-

【株式会社タイカの概要】

【多機能素材「αGEL®」とは】

「αＧＥＬ®（アルファゲル）」は、スポーツシューズの衝撃吸収材として25年以上にわたり使用される他、近年ではボールペンなどの筆記用具のグリップや腕時計の防振材としても採用されています。
産業分野においては、防振、衝撃吸収、放熱、電磁波吸収など様々な用途で用いられるほか、医療介護分野においても、床ずれ防止用マットレスなどの体圧分散素材としても使用されています。

＜採用分野＞ スポーツ、文具、精密機器、電子機器、産業機器、介護福祉用具　等

※「αGEL®」は、ビルの６Fに相当する地上18mからの生卵落下テストで、わずか２㎝厚のシートで卵を割ることなくぴたりと静止させています。
※卵落下の画像は、㈱タイカの登録商標です。

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