基礎と応用。
さまざまな視点から、購買を学びたい。
前職も同じく、購買の仕事をしていた私。ただし、そこでのミッションは最初からメキシコ支社設立にともなう購買部門の立ち上げでした。いきなり海外の立ち上げ業務。つまり私の購買としてのキャリアは、応用編からスタートしたようなものだったのです。仕事の型を身につける前に現地の方の教育体制を整えたり、現地企業を回って足で情報を稼いだり。購買の仕事そのものを、つくり出すのが私の役割でした。もちろんそれは大きなやりがいだったこと。一方で、ある程度事業が軌道に乗ったとき、一度しっかりと購買の基礎を学びたいと考えるようになりました。国内市場で、かつ、ある程度関係を築いてきた取引先とやりとりをしながら、安定供給を支える。メーカーにおける購買の基礎・基本を改めて身につけようと、タイカへの転職を決意しました。現在は、αGELに使用する原料等に関する購買を担当。取引先は多機能事業だけで100社以上あり、それぞれの企業とのコミュニケーションを大切に、仕事について学んでいるところです。タイカにおける購買業務の面白い点は、仕入れる原料が少量・多品種であることです。「この原料は輸入品なので時間がかかる」「あの原料は価格が変動しやすい」と考慮すべきことがたくさん。取引先とも、社内とも、密にコミュニケーションをとりながら、安定的で低コストな供給を実現するという役割を果たしていきたいです。