「内装」から「外装」へ。
常識を覆す技術を創りたい。
最初から最後まで、ひとつの製品の開発に携わりたい。そんな思いから、大手化学メーカーからタイカへの転職を決めました。今では、自らテーマを設定し、自発的に開発を進められるこの環境に新鮮な喜びを感じています。私が取り組んでいるのは、これまで自動車の内装に利用されてきた加飾技術を、外装に利用する技術の開発です。社内でも初めての試みですので、やりがいは十分。実用化すれば、今まではなかったようなユニークな外装の自動車が次々に生まれるでしょう。省エネルギーの観点からも、フィルムを利用する工法は従来の塗装法よりも優れています。大手自動車メーカーが製造工程のエコ化に向けて本格的に取り組みはじめた今は、まさに絶好のチャンス。内装への利用に比べて、熱や衝撃、紫外線への耐久性が求められるなど課題もありますが、技術的には決して不可能ではありません。2019年夏までのサンプル完成を目指して、急ピッチで開発を進めています。