HUMAN

newgraduate お客様のその先、
使い手の
心を掴む
デザイナーへ。

キュービック営業部
S. Endo
2019年入社

SCROLL

ビビッとくる瞬間を、
自らの手で創造する。

文房具や雑貨を集めるのが好きだった中学時代。目には見えませんが、誰かがデザインをしたことや、どのように設計されているのかを考えるとワクワクして、将来私も自分のつくったものを誰かに使ってもらえたら、と思うようになりました。その後、同じ大学の先輩とのご縁もありタイカと出会うことに。雑貨やインテリア、自動車などさまざまなプロダクトの制作に携わることができる。そこに魅力を感じ、入社を決めました。現在はキュービック営業部のデザイナーとして、自動車加飾のデザイン提案や、使用するフィルムのパターンや色味の調整などを中心に行っています。担当する製品の販売地域は北米、欧州、インドなど国内外を問わないため、仕様のオーダーは多種多様です。私たちが直接取引をする相手は自動車メーカーの方ですが、仕事をする上ではメーカーの方が思い浮かべるエンドユーザーの姿も意識するように心掛けています。メーカーの方からいただいた情報を基に、その国の文化や人柄、地域ごとのトレンドを想像し、ターゲットに響くデザインになるよう、先方が作りたい世界観に向き合っています。手掛けたものがサンプルとなり、さらにそれが自動車の一部となって世界中の誰かに使っていただける。そうして「プロダクト」になっていく瞬間が、一番好きなんです。

自分もデザインも、
可能性は広がり続ける。

技術やデザインの開発に対して理解があり、柔軟に挑戦させてくれるのがタイカの良いところ。例えば、プラスチックではない、鏡やメッシュ素材への水圧転写*が可能かどうかを実験したことがあります。製品化には至らなくても、実際にどうなるのかを目で見て確かめることができ、これから展開される製品への落とし込みの参考になりました。また、こうした新しいことへの挑戦と同じくらい、これまで手掛けたデザインのアイデアをストックしておくことも大切にしています。全世界で同時に同じデザインがトレンドになるというわけではなく、地域ごとに数年のズレが発生する場合や、地域の特色に合わせてアレンジされることが多いため、アイデアの引き出しがあれば「あの時の、あの国に合わせて考案したデザインが活きるかもしれない」と、お客様への提案の幅を広げられる。そのバリエーションの豊富さが、よりエンドユーザーにとってベストな製品づくりにつながるのだと感じています。「やってみたい」「つくってみたい」と思ったことは形にできる環境が整ったタイカ。現在は、キュービック営業部の業務がほとんどですが、今後は事業部を超えて製品のデザインに携わり、より多くの人にワクワクしてもらえる瞬間を届けていきたいと考えています。

※水圧転写…絵柄を印刷した特殊なフィルムを水面に浮かべ、水圧を利用して材料に絵柄を転写する手法。

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