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技術用語集
圧縮永久歪み
【圧縮永久歪み】
圧縮永久歪みとはゴム材料の加熱圧縮による永久歪みのことをいい、この値が小さいほど長時間圧縮したときに復元する力が高いことを表しています。JIS K 6262 の規格に準拠された試験により評価することができます。円柱状の試験片に厚さの25%に相当する圧縮歪みを与えて高温に一定時間保持した後試験片を取り出し、30分後の厚さを測定します。圧縮永久歪み率Cs(%)は次式で表されます。
t0:試験片の元の厚さ(mm)
t1:スペーサーの厚さ(mm)
t2:試験片を圧縮装置から取り出し、30分後の厚さ(mm)
一般的に圧縮率及び試験温度が高いほど永久歪みは大きくなります。
弊社では100℃の雰囲気温度で所定の材料を25%圧縮し、70時間保持後圧縮を解放し、常温で30分経過後の圧縮永久歪みを算出しています。
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