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技術用語集 スチレンブタジエンゴム

【スチレンブタジエンゴム】

スチレンとブタジエンを原料とし、合成ゴム全体の80%をしめる最も生産量が多い合成ゴム。1930年代にドイツで開発され(ブナ-S)、自動車の普及とともに広がりました。
製造方法には乳化重合と溶液重合があります。標準的な乳化重合のSBRはスチレン含有量が23.5%。乳化重合の場合、反応温度によってブタジエンの結合形式の割合が変化しますが、低温で合成すると(コールドラバー)トランス結合が多くなり、現在はこれが主流です。
溶液重合法のSBRは低燃費タイヤの原料となることでも知られています。溶液重合ではランダム共重合体と、熱可塑性エラストマーになるブロック共重合体があります。熱可塑性エラストマーのブロック共重合体の二重結合を水素添加して耐候性を改良したSEBSも広く使われています。
SBRは耐熱性、耐摩耗性、機械的強度に優れ、品質が安定しており、安価で加工しやすいという特徴があります。一方、引き裂き強度、耐寒性、有機溶媒やオゾンへの耐性はやや劣っています。
主な用途としては自動車のタイヤですが、ベルトやホースなどの工業製品全般に大量に使われています。

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